杉本たけやのブログ

どーも、たけや です。

昨日は月に一回ある仕事が現場ばっかりの日。

全身鉄粉と埃まみれになって耳の中まで真っ黒だし、まあまあ疲れたので銭湯へ行ってきた。
フォルテワジマの近くの山吹温泉ってとこ。
ここは水風呂があるし、深い方の湯が熱めなので非常にマストでピースフルでお気に入りなんだよ。

音家松林商店の近くの幸福湯の方が近いからよく行くんだけど、今修理中らしい。
早く直ってずっと元気に営業して欲しいな。


去年リー・ルードさんに連れてってもらって京都西院の旭湯って銭湯に入ってから大好きになった銭湯。


ここは定休日に、風呂四駆と称して湯船の上にコースを作って、ミニ四駆で文字通りのデスマッチをすることもあるコロコロコミックみたいな銭湯で、リーさんに誘ってもらって僕とンダさんも混ざって空にした水風呂のステージでライブもやった。
生音なのにハウリングしそうなくらい響くので、「これはレゲエや！」とか言いながらかぐや姫の神田川をレゲエにしたりソロパートではシャンプーソロしたりした。
せっかく水抜いて床とか乾かしてくれてんのに頭洗っちゃって申し訳無かったな。
昔ながらの銭湯だけどすっごく発想が柔軟で、こりゃ銭湯無くならねぇな、無くなって欲しくないなって思った。


拾い画像だけど風呂四駆。

セッションでシャンプーソロをする僕の図


スーパー銭湯と違って、全身和彫りのお兄さんも入ってるし赤いやつだけ押したら火傷するくらい熱いけど、みんな優しいし雰囲気が完全に昭和で落ち着くし安いし脱衣所で堂々と煙草吸えるしで、俺は断然銭湯派。スーパー銭湯も楽しいけどね。

水風呂の気持ちよさも旭日湯で知ったなぁ。
こう、料理で霜降りって言う方法があって、魚とかの生臭さを取って煮崩れないように熱湯をかけてからすぐ冷水でしめるんだけど、まさにそんなかんじ。
身が引き締まって(笑)、生臭さ(？)が取れる気がする。

ほんで上がったら体拭いて、すかさず缶のポカリスエットか紙パックのバニラ牛乳飲みながら一服巻いて、おもむろにお気に入りのペーパーバックを開いて読む。
らもさんと飲んだり路上に出たり死体を探しにいったりする。

てんで不器用な音量で演歌やニュースが飛び交って、おっさんの割れ鐘みたいな声がコーラスしてる。

ほんの20分か30分くらい。


湯上りにぶらぶら歩くと、なんだか懐かしいような気になったり知らない町でも受け入れられたような気になる。

こういうの、なんかいいなーって、口笛なんて吹いちゃったり。

毎日でっかい風呂に入りたいね。


今日は仕事終わって雨に濡れながら買物に来たら来年1月に一緒に山陰ツアーまわる米子の月光ワタルさんとンダさんからビデオレターが届いた。
奴らは今日米子でライブらしくご機嫌さんで「こないだユンボ買い替えてさぁ！ほら、中古の・・・日野のユンボでいくぜっつって(笑)」とか言ってて業務スーパーで一人吹き出した。


俺のCDをお店で掛けてくれてるらしい。
素直に嬉しい。
本体は米子に行ったこと無いのに俺の歌だけ先に到着してるってすげえな。
返事のビデオレターを撮ったけどなんだかうまく話せなくて確認しないまま送ったら、ンダさん苦笑いしてたそう。

俺は自分が友達に会いたくなった時、その人のCDを聴くときの気持ちの事とかを考えながら、家に帰って手羽元とごぼうと蓮根と大根とがんもどきと榎茸の茶色い奴の煮物を作った。うまい。

さてさて、そろそろシャワー浴びて寝るかなぁ。

友達の歌でも聴きながら。